キュウリの戦 〜99〜

 割と久々なキュウリの戦ですね。



「見つかるのかこれ?」
「あ、あきらめないでください。」
すごい量の写真に流石に心が折れてきた、というか見つけても分からん。
と思っていると、
「実は私もどんな人か知らないんです。」
「という事は知っているのは。」
「私だけですねぇ。」
「そこのダンボールに有りそうですねぇ。」
「え…これですか…」
ガタン!! バサバサバサ
「きゅう…」
ダンボールが滑り落ちてピオネロが下敷きになってしまった、その上中の写真が撒き散らされて埋まっている。
「大丈夫か?」
「大丈夫だ…問題n…。」
手しか出てないし、言葉が途切れたのであまり大丈夫ではないだろう、掘り出そうとした時、
「ちょぉっと待ってください!!」
「うわぁ!!」
急に身を乗り出してきた。
「そうそうこんな人ですよ。」
一枚写真を手に取ると見せてきた。
「この人の写真を探せばいいんですよ。」
「なるほど。」
探そうとしたが、ある思いが浮かんだ。
「その写真はくれないのか?」
「…ああその手が有りましたねぃ。」
「気付いてなかったのか。」
写真を手にした瞬間…
「センパイここっすか!?」
「ん?黒黒か」
ツンツンヘアーに斜めタトゥーの棒人間といえば黒黒しかいるまい。
「何か用か?」
「あ〜っと飯食いに行きましょう。」
「それだけの為に此処まで来たのか?」
「もちろんっス。」
「…じゃあ食いに行くか。」
「じゃあな。」
「あ、ちょっとまってくださぁい。」
「?」
カシャ
「はぁい出てどうぞ。」
「写真を撮ったのか?」
「その通りです。」
まぁその後普通に外に出た。
「それじゃあな。」
「また来てくださ〜い。」
門番はダルそうだった。







もどってキュウリマンの家

ガラッ
メカが戻ってき…
「!?」
がなぜかゴスロリだ。
というかでか過ぎてかなりブカブカだ。
「…意味がわからない。」
なにをしたらそうなるのだろうか?
「99終わり」

見てくれてありがとう。