キュウリの戦 〜98〜

 やっとこさ再開だぜ!キュウリの戦!!




「さて、どんな奴か。」
「あぁ。」
言葉を選んでいるのか中々答えない
「うん、えーと、とりあえず素直な奴だよ。なにを調べたいのかは、よく分からんが酷いことするような奴ではないな。」
「そうか…だが自分の正義に任せて無茶するような奴か?」
俺はそんな奴を何人か知っている
「うーむそこまで僕ぁ知らんのだがなぁ。」
「知ってる奴とか知らないか?」
「へ?・・・・・」
「・・・・・・・」

「!いた知ってそうな奴が」
「本当か!」
「あぁ翠昇と一年位一緒に過ごしてた奴がいた!」
これは有力な手がかりかもしれない
「それで何処に居るんだ?」
「えーと・・・うごメモ町の辺りにいるって前センカから聞いたけど。」
それだけじゃ発見は難しい
「なにか写真とか無いのか。」
「下の階を探せば有るとは思うが。」
「案内してくれないか?」
「まぁ、良いだろう。」

ここは広すぎると思う、下の階と言ってた割に何度かのぼっている気がする、と思ったら
「よしっこの部屋だ!」
その部屋はダンボールやらアルバムやらが大量に積んである、まさかこの中にあるというのか
「僕は手伝う気はないが助っ人を呼んどいてやろう。ではっ」
「あ・・・あぁ」
この中にある様だ、そもそも顔を知らない奴の写真をどうやって探せてって言うんだろうか、などと疑問は尽きないがさっきのアイツはどこかへ行ってしまった
「私が手伝うから貴方が顔を知らなくても大丈夫ですよ。」
「おおっとぉこのわたくしーも手伝うのですぐに見つかるでしょう!!」
さっき言っていた助っ人だろうか?
「えぇ助っ人です。」
「手伝ってくれるのか?」
「そりやぁもぉちろん。」
敬語で話しかけてくる片方は、黒くてブカブカの大きい帽子を被っている、そして後ろで黒い紐みたいなのがういている、もう片方はなんか蛙っぽい服装をしている
「あっ初対面でしたね、私はピオネロです。」
「わたくし〜はまだ匿名で!!」
「そうか・・・・というかさっきから」
「心を読まれている気がする。」
ハモらせてきた、完全に心を読まれている
「まぁ気にしないでください。」
「そんなことよりさぁがしますよぉ!」


そのころ門では
「中々出てこないなぁ。」
完全にバロは暇そうだった
「おい門番!!」
「どなたですか」
ぶっちゃけさっきのイハン襲来を経験するとキモが座る
「此処にセンパイ来てないっスか?」



「98終わり」

見てくれてありがとう。