キュウリの戦6 〜95〜

 年明けて熱湯さんのキャラ月間を描き中…、胡瓜です。
んでキュウリの戦やっていきます!



「気のせい…?か。」
心折れそうでも無視は出来なかった、絶対何かが通った。
っと思っていたらメカがいない、どんだけ興味ないんだか。




「…は〜暇だ。」
所変わってここは双星の館という謎の館である。
「刺激的なことでも起きないかな〜。」
門番という名前を忘れられそうな仕事をしているのは、バロ、ボノの妹であるがあんまり似てない気がする、作者的に。

「ん?何か来…」
確かに刺激が欲しいとは言ったが願いが叶うのが早すぎる。
遠目で見て一目で誰が来たかはハッキリ分かる、細くてツンツンヘアー、棒人間だろう、凄まじい速さでこっちに来た。
「門番か?」
「あ…あぁここの、門番のバロだ!」
ここに何かしら来るのは久しいなとか思っていると。
「ここの中の奴に会えないか?用があるんだが。」
急に話しかけてきた、対応せねば。
「…ちょっと待ってろ〜。」
ふむ。まぁ正義の塊みたいな奴だから、このまま通しても害は無いだろう。
「うん。通って〜!]
「!」
何か速いものが来た。
「ふははははは!」
それがいきなり近くで止まって笑い出した。
「見つけたぞバンレンジャン!」
「お前は!」
「…イハン=メモラー!!」
「何故ここにお前がいる?」
まったくその通りである、コイツは何かと物騒だ。
「ふん、飛んでいたら貴様を見付けたのでな、追ってみたというわけだ。」
特に理由無しに追うのはどうかと思う。
「それで何をする気だ?」
本当に何をする気だ?
「ふっふっふ…よくぞ聞いてくれた!貴様をここで倒させてもらう!」
なるほど悪役らしいことだ…って!
「おい!待てここで戦うんじゃないだろうな!」
「当然!」
待て待てそれで館が攻撃を受けたらシャレにならない。
「…下がれ。」
「へ…?」
棒人間まさかやる気じゃないよね?
「はや…」
!星が真っ直ぐ飛んできた、棒人間が弾いてくれたとはいえ怖い。
「分かったけど、館は傷つけないでくれ!」
一応言ってみた、アイツ相手にそんな余裕無い気がしたが。
しかし返ってきた言葉は意外な言葉だった。
「あぁ勿論だ。」
このうえなく棒人間の軽い笑顔が頼もしく見えた。


「95終わり」

読んでくれてありがとう!