キュウリの戦6 〜94〜

 あい久しぶりの更新でキュウリの戦やっていきます!





「ザァァァァァ」
「ん?雨降ってきたか。」
と言っているのはおなじみキュウリマンそしてここは、キュウリマンがやっているうごメモ町のちょっと離れた場所にある農場。
「雨か・・・あいつ一人に農場任せたのマズかったかな?」
すこし考えた後
「まぁいいか酷かったら自分の意思で帰ってくるだろ。」
にしてもこの雨は急だ、しかもここだけ降ってる様に見える、誰か雨乞いでもしたのかもしれない。だが雨だとゴストンと始めてあった時を思い出す、あの時も確かこんな雨だったように思う、とそのとき
「ギィィ」
ドアが開いた、いや正確には開けたのか?そしてそこにいたのは
「よっ」
テンプレートな見た目の幽霊ゴストンだ。
「大分降ってきたね。」
私がゴストンとの思い出を思い出そうとした時に来るとは、狙ったのか?
「あぁ大分降ってきたな。」
とりあえず話を返すと、
「そういえば農場に何かいたけどいいの?」
うっすら見当は付くが一応聞いた
「ん?何かって何だ?」
「何かヘルメット被ってたあと手がシャベルみたいになってた。」
「ああそれならほっといて平気だ。」
それはこないだアイッターが渡してきたメカで、農作業に向いてるため時々こうやって任せているのだがここまで雨が降るとは思いもしなかった。
「ふーん。」
聞いてきた割に興味が無かったようだ、なんなのかについては何も聞いてこない。
「そういやセンカが探してぞ。」
「うぇっ本当?」
「ほんとに。」
「うわ〜僕あの人ちょっと苦手なんだよね。」
実はセンカとゴストン(正確には生前のゴストンだが)には浅からぬ関係があるのだが、まぁ記憶の無い今のゴストンには知る方法が無いのだが。
「ここ来るか?」
どれだけセンカに会いたくないのか。
「分からんなぁ。」
センカは、いつも地下水求めてフラフラしてる、まったく所在が掴めない。
「逃げとくよぉ。」
いそいそと出て行ってしまった、ここまで嫌うとはセンカが何をしたか少し気になる。
「バタン!」
ドアが勢いよく開けられた。
「ビチャビチャだぁ!」
急に入ってきたのは、さっきから度々会話に出てくるメカだ。
「おう悪かった天気は読めなかった」
「だからってアタシを外に放置するなや!」
凄い剣幕で怒り始めた、よほど濡れるのが嫌らしい。
「分かった、分かったタオルとってくるから待ってろ。」
怒って暴れるたびに、髪や体や服の水が床やら壁やらを湿らしていく。
「え〜いそうやって丸め込もうとしてりゅ・・・してるな!!」
思いっきりかんでる、本人も笑いをこらえてるようだ。
「ほいタオル。」
「ったく。」
グダグダ言う割には素直に使うんだな、素直にそう思った。

・・・?一瞬外に何かが横切った気がする。向かった方角は双星の館か。確かちょっと前にバンレンジャンが場所を聞きに来た気がする。
と窓の外を見てると、
「どした?UFOでも見えたか。」
いきなり窓の方に行ったためそう見えたらしい。
「分からん、何か速いもんが通ったみたいだ。」
ここは包み隠さず話した。
「へぇ〜〜〜〜〜〜。」
…話した言葉が無になるのは、悲しい。



「94終わり」
読んでくれてありがとう!


※話数間違ってました。